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COLUMN

使わなくなった香水どう捨てる?-絶対NGな捨て方をするとニオイが大変なことに!-

2019.12.27

Scentpedia編集部

気に入って買ったはずの香水、好みが変わってしまって捨てたいけどそのまま捨てていいの、、?
フリマアプリに出品するなどの手もありますが、残量が少ないものだとなかなか売れません。
仕方なく捨てようと思っても正しい捨て方がわからずに、そのまま捨ててしまっている方も多いのでは?

トイレや排水溝に流すのは絶対NG!

絶対にやってはいけない捨て方が、トイレや排水溝に流す捨て方です。ニオイが充満してしまい大変なことになります。何度流してもニオイが取れず、困ってしまう方も多いようです。意外とやりがちですが、排水溝やトイレに流すことは絶対に避けましょう。

正しい捨て方は?

主に次の手順で捨てるのが最も一般的で安全といえるでしょう。

1.香水瓶のスプレー部分を開ける

まず、香水瓶のスプレー部分を外します。
ニッパーやマイナスドライバーを使うと良いでしょう。ホームセンターや100円ショップで簡単に手に入ります。
開封時には少々力が必要な場合もあるので十分に注意して使用してください。

2.中身の香水を吸収材に吸収させる

スプレー部分が開いたら中身を新聞紙などに吸収させます。
ビニール袋の中に新聞紙などの吸収できそうな資材を入れ、そちらに流し込みます。
吸収できたらビニールの口をしっかり縛りましょう。

3.ビニール袋と瓶を分別して捨てる

先ほどの吸収材が入ったビニール袋と瓶を分別して捨てましょう。
室内で行う場合には、必ず換気して行いましょう。

香水の使用期限ってあるの?

そもそも古い香水でも、使用は可能なのでしょうか。
未開封か開封済みか、ブランドによっても違ってきますが、購入時と香りや色の変化がなければ使用しても問題ないでしょう。
しかし日本の薬事法によると、香水は「3年間は品質の劣化がないものとして製造すること」が義務づけられています。ですので未開封の香水であれば、基本的な使用期限は3年と考えて良いでしょう。
長年使用していなかった香水を使用する場合には、劣化により香りが変化してしまっていたり、肌に付けた際にかぶれてしまったりトラブルが起きる可能性もあるので、最初は少量で使用し始めるのがおすすめです。

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