
今回は、スウェーデンとフランスの、国内未上陸のフレグランスブランドを二つご紹介します!

スウェーデンから生まれたフレグランスメゾン「STORA SKUGGAN」は、そのビジュアルからも訴えかける、斬新な香水瓶が印象的な2種類のフレグランスを展開している。
写真左の「Fantôme de Maules」は、スイスの小さな森に囲まれた村の名前がついたグリーンウッディの香り。ベルガモットとガルバナムのトップノートが、自然の力強さを表現する。次第に複雑に混ぜられたウッドノートが忍び込み、トンカビーンの深い甘みと、乾いたアンバーの香りが温かみを増していく。
写真右の「SILPHIUM」は、シナモンやタバコ、レザーの香りが味わい深い、アロマティックスパイシーの香り。フランキンセンス、ゼラニウム、シダーウッド、ミルラなど、それぞれがしっかりとした特徴を持った香りをユニークな調香で繋いでいる。
アイコニックな球体が香りを表現したボトルも真新しく、惹きつける。近日公開となっている3作目の香りにも、どんな香りで、どんな球体のボトルが施されるのか、期待が高まるブランドである。

近年のナチュラルブームを逆手にとって、ル ガリオンの新オーナー ニコラ・シャボが創設した、ケミカルを楽しむフレグランスブランド。シンプルな円柱のボトルに、香りは全6種、50mlと100mlの2サイズの展開だ。
Methaldoneは、スペースシャトルのドアを空けたときの、金属を燃やすような香りで宇宙に引き込むようなメタリックな香りが特徴。

「Ætheroxyde」は、もし平和に匂いがあったら?という点に基づいて、目に見えない光を香りにしている。ここでも合成香料であるAMBROXANやIso E Superを使って、美しく現代的なウッドノートを作り上げ、鮮やかな香りにしている。
「AETHER」の公式サイト:http://aetherparfums.com/