Fragrance web Magazine

|セントペディア

Scentpedia

NEWS

ラルチザン パフューム、ブランド誕生のルーツとなった幻の“バナナの香り”「バナ バナナ」限定発売

2019.05.28

Scentpedia編集部

フランス発フレグランスメゾン「ラルチザン パフューム(L'ARTISAN PARFUMEUR)」から5月15日、「バナ バナナ オードパルファム」が数量限定で発売。

創業者ジャン・ラポルトが、1970年代当時絶大な人気を博していたキャバレー「フォリー・ベルジェール」のダンスパーティで友人が着て行くバナナカラーのコスチュームのために、バナナの香りを創った。それこそが、彼が「自然」にインスパイアされて生み出した初のフレグランスであり、「香水が商品として量産される前の時代に立ち戻って、ひとつひとつの素材を大切にして香りをつくりたい」という情熱と創作意欲に火を点け、香りの職人ラルチザン パフュームの誕生につながったという。

バナ バナナは、それから40余年の時を経て、ジャン・ラポルトの旧友であり天才的な調香師である父、ジャン=クロード・エレナからの物語を元に、調香師セリーヌ・エレナが、明るい色調、意表をつく不思議なステッチで彩られた刺繍をイメージして調香した、ジャスミンの花飾りと砂糖漬けバナナのような芳醇なブレンドが広がるフレグランスだ。ペッパーとアンバーのコントラストが印象的な本作は、バイオレットリーフが、刺激的な香りをもたらすナツメグに重なり、バナナの皮を思わせる香りをもたらす。続いて、繊細なジャスミンフラワーが、香り高い樹脂と繊細なフルーツの香りを結びつけ、ミルキーで官能的な香りをもたらし、アイリスとトンカビーンが、抗い難い繊細な余韻にきらめきを与えている。価格は、100mL 21,050円(税別)。

問い合わせ先/ブルーベル・ジャパン 0120-005-130(受付時間 10:00〜16:00)

関連記事