塩野香料の子会社が展開する「KITCHIBE × likestone」は、繊細な和の香りをオブジェのように楽しむプレミアムディフューザー
2018.03.05
- Scentpedia編集部
江戸時代に創業し、200年以上の歴史を持つ塩野香料の子会社 株式会社キチベエが展開する「KITCHIBE × likestone」は、日本をコンセプトに、心地よく繊細な香りづくりにこだわるルームディフューザーのブランド。個性を主張するフレグランスブランドが増え、香りに疲れた人々に向けて、主張しすぎず、リラックスできる和の香りを展開している。香りもさることながら、唯一無二な存在感を放つルームディフューザー「KITCHIBE × likestone」を紹介したい。
香りは、「SAKURA」、「WASHI」、「MATCHA」、「YUKI」、「KITCHIBE」、「YUZU」の全6種。伊豆大島の桜を調香師が現地で実際に香りを感じ、官能評価を元に創り上げられた繊細で柔らかな桜の香り「SAKURA」や、土佐和紙の工房で漂う原材料の香りを表現し、和紙の持つしなやかさを感じさせる「WASHI」、さらに「MATCHA」の香りには、茶室をイメージして、畳の香りを含ませるというアレンジも、和の要素が詰まっている。「YUKI」は、実際に香りがない雪の存在を、調香師の解釈によって香りが制作され、フランスのインテリアデザインの見本市 Maison&Objetでも評価が高かったそう。
そしてこのルームディフューザーは、何と言ってもデザイン性を語らずにはいられない。美濃焼を生産する岐阜の陶器メーカー「芳泉窯」と、デザイナー 島村卓実の協力によって制作され、オブジェのような存在感を放つ。ディフューザーには通常見られない、差し込むタイプのリードプレートと、真新しいカラーのリードスティックは、グレーとイエローの2色展開。また、ECサイトでは、レフィルの購入もできることから、陶器を購入すれば継続的に使うことが可能だ。
また、4月から、東京と名古屋に店舗を持つインテリアショップ マチュリテでの取り扱いを開始し、実際に商品を手にとってみることができる。価格は、詰め替え用のレフィル 3,780円〜、セラミック MONOLIS TSUKI 19,440円、TUMI 15,120円、NANO POT 5,400円、5種の香りが少量ずつ試すことが出来るスターターキット MICA 3,780円(全て税込)。ルームディフューザーとしてだけではなく、インテリアにもなってしまう「KITCHIBE × likestone」を見に行ってみては。