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SHIROの旬シリーズ、もぎたてのゆずをそのまま肌へ。木頭ゆずの豊かな香りとたっぷり蓄えられた栄養を、いち早くお届け。

2023.12.26

Scentpedia編集部

コスメティックブランド「SHIRO」を展開する株式会社シロは、2023/12/27に旬の素材を楽しむ限定スキンケア『ゆず 2023.12』を数量限定で発売。

旬の素材を味覚で楽しむように肌や髪にも取り入れてほしいという想いから誕生したSHIRO旬シリーズ。
12月に登場するのは、香り高く上質な「木頭ゆず」の限定製品。今年は収穫してからすぐに製品にして前回のシリーズよりもっと早くお届けしたい、そして旬の香りをしっかり感じてほしい、そんな想いからものづくりがスタートした。

SHIROのスキンケアやメイクアップ、フレグランスなどの製品に使用しているのは、徳島県木頭地区の「黄金の村」から届く木頭ゆず。剣山(つるぎさん)をはじめとする連なる山脈に囲まれた木頭地区は、豊かな森林を有し、かつて林業が栄えた場所。冬の寒い時期、畑の土の温度は-10度。一方、夏の昼間は40度になるこの地域では、その寒暖差ゆえに、ゆずの皮が引き締まり果皮が肉厚に。養分がたっぷりで香りが強く、まろやかなおいしい果汁で満ちた果実が育つ。
黄金の村は今年、ゆずの収穫量の多い生り年(なりどし)でしたが、旬を迎えるまでに例年より時間がかかった。通常10月に入ると酸味と香りが強い青ゆずの時期を終え、黄色く染まりはじめる。今年は猛暑日が続き雨量が少なかったからなのか、1 か月遅い11月に摘み頃となり、そのゆずを採ってすぐに旬シリーズの素材として使ったのだ。

以前、ブランドプロデューサーの今井と企画のメンバーが黄金の村を訪ねたとき、果汁*1を搾っている工場内に広がるゆずの酸味と甘さ、まだ青さが残る爽やかな香りに感動し、この香りを製品に閉じ込めたいと思った。前回の旬ゆずシリーズでは、昨年の同時期に豊潤な香りをまとったゆずを収穫し、その日中に果汁*1を搾り、栄養が詰まった副産物である果皮を冷凍して、鮮度を保ちながら蒸留することで生まれる蒸留水*2と精油*3を使用。旬シリーズ限定の「ゆずオイルインウォーター」も、旬のゆずを使い定番製品と同じ処方で仕上げるだけで、よりフレッシュな香りが広がり、栄養を肌へ届けられるアイテムになった。

一番おいしくて栄養が詰まっている時期の素材を使用して製品化できれば、旬シリーズとしては十分。
ただ、あの日黄金の村で感動した、ゆずの香りを詰め込むことができたのだろうか。本当に旬そのものを届けられたのだろうか。そう考えたとき、もし果皮を冷凍せずに生のままで蒸留ができれば、収穫したてをいち早くお届けすることができるかもしれない。果汁の上澄み*1を今年のシリーズ全製品に入れることができたら、豊かな香りと保湿感をさらに加えられるかもしれない。これらの気付きから試作を重ね、まるでゆず畑にいるかのような香りを楽しむスキンケア「ゆず2023.12」が完成したのだ。
シンプルな処方で素材の魅力をボトルに詰めたいというものづくりへのこだわりと、黄金の村の皆さまのご協力があり、生のゆずを使うことで前回のシリーズよりも約2 か月も早い12 月に、より旬そのものを届けることが叶った。黄金色に染まる農園の中、澄んだ空気に広がる酸味と甘みを含んだ香りが、冬の肌を包み込む。

予約/発売日
2023/12/23 SHIRO Membership Program「FAST RESERVE(会員向け先行予約)」開始
2023/12/27 SHIRO オンラインストア(午前10時)、SHIRO全国直営店舗にて販売開始

※FAST RESERVEのご用意分には限りがございます。また、ご購入いただいた際、ご注文日やお届け場所により、発売日以降のお届けとなる可能性がございます。

PRODUCT LINEUP

ゆずオイルインウォーター 2023.12
200mL 7,950円(税込)

ゆずをそのまま肌に届ける、香る贅沢ミスト
黄金の村を訪れたときに感動した、ゆず畑と工場内に広がるフレッシュな香りをそのまま閉じ込めたいという想いから生まれた、旬シリーズだけの処方でつくったフェイスミスト。
収穫したその日中に搾った果汁*1と、今年は酸味が強くジューシーな果汁の上澄み*1を加えることで香りはもちろん保湿感もアップ。生の果皮から蒸留してとれた蒸留水*2に、定番製品よりも精油*3量を増やしたことで、よりリアルなゆずの香りを堪能していただける。肌のキメを整え、潤いを保ちながらバリア機能をサポートするので冬の肌ケアにお使いください。

<ポイント>
●お風呂上がりや洗顔後の保湿はもちろん、メイク仕上げのフィニッシングミストとしてのご使用もおすすめ。
●オイルインウォーターのみのシンプルケアでも十分ですが、リッチな保湿が必要なときはクリームで水分を閉じ込める
●朝起きてすぐや、一日が終わり眠る前のリラックスタイムのお供に、深呼吸しながらフレッシュな香りを楽しんでみては。

<ご使用方法>
水分とオイルが混ざるよう、縦に振りよく混ぜてからお使いください。
肌から20cmほど離し、適量をスプレーした後、手のひらでやさしくなじませてください。
毎日朝晩5プッシュずつの使用で、約4か月お使いいただけます。

ゆずハンドクリーム 2023.12
45g 2,420円(税込)

冬の手肌を守り、使うたびもぎたてのゆずが溢れだす
前回のシリーズでも登場し、ご好評いただいたハンドクリームが今年も登場。手になじませた瞬間に、ゆずの豊潤な香りが広がる。高保湿なのに肌なじみが良く、なめらかなテクスチャーが冬の手肌をケアしてくれる。果皮からとれる豊かな香りの蒸留水*2と精油*3に加え、保湿力の高い果汁の上澄み*1、ホホバ*4やアプリコット*5などの植物由来のオイルを配合し、潤いに満ちた手触りへ導く。
持ち運びしやすいサイズが外出用にも、大切な方への贈りものにもおすすめ。

<ポイント>
●手を動かすたびにゆずが香り、気分をリセットしたいときにぴったり。
●チューブタイプなので最後まで余すことなくお使いいただける。
●手肌はもちろん、ひじやかかとなど乾燥が気になる部分へも塗布していただける。

*1 ユズ果汁/保湿・芳香成分*2 ユズ果皮水/保湿・芳香成分*3 ユズ果皮油/芳香成分*4 ホホバ種子油/保湿*5 アンズ核油/保湿

<全成分>
[ゆずオイルインウォーター 2023.12]水、ユズ果皮水、プロパンジオール、スクワラン、ユズ種子油、ユズ果汁、ユズ果皮油、アルギニン、クエン酸、クエン酸Na、メチルパラベン
[ゆずハンドクリーム 2023.12]水、ユズ果皮水、ホホバ種子油、ユズ果汁、セテアリルアルコール、グリセリン、1,2-ヘキサンジオール、アンズ核油、ユズ果皮油、ジグリセリン、パルミチン酸セチル、トコフェロール、アルギニン、セテアリルグルコシド、ポリアクリレートクロスポリマー-6、t-ブタノール

SHIRO YUZU
SHIROの製品に用いている自然素材は、どれも生産者さんがこだわりと想いを込めて育てているものばかり。
栄養たっぷりでおいしいのはもちろん、子どもたちにも食べてほしいと思える安心感があります。素材の良さを活かしたスキンケアやメイクアップだけでなく、おいしさをシンプルに伝える「SHIRO CAFE」や、食のセレクト「SHIRO LIFE」でも、同じ素材をさまざまな方法で使用。誰がつくっているか顔が見えて、おいしくて安心な自然素材を食べるだけでなく、肌や身体にも取り入れることはSHIROにとってあたり前のこと。SHIROを通して皆さまにも、生産者さんのつくる素材の良さが伝わればうれしいです。

*SHIRO CAFEではシーズンごとに新メニューが登場するため、写真のメニューは現在販売を終了しております。

徳島県・那賀町木頭地区 黄金の村
木頭ゆず
日本を代表する香酸柑橘の1種で、豊潤な香りと強い酸味が特長の木頭ゆず。寒暖差が激しく雨量も多い木頭地区で、農業を活性化させるため、村人の庭や林に高々と育つゆずに目を付けた。当時は「桃栗3年、柿8年、ゆずの大馬鹿18年」と言われ、実るまでに長い時間を要しましたが、接ぎ木の技術を用い3~5年で実るよう改良された。今では木頭地区で育てられたゆずのみ、その名を名乗ることができる地域特産品。肌を保湿し、還元作用がある「ビタミンC」の含有量も、柑橘類の中で多いと言われている。 ゆずの爽やかな香りをつくりだすのは、果皮に含まれる精油成分の「リモネン」と、ゆず特有の香り成分「ユズノン」などの成分。今回の旬シリーズでは、香りを活かすために、最も香りが強くなる黄ゆずになる前の青さが残るものも使用。

徳島県・那賀町木頭地区
農地所有適格法人 株式会社黄金の村
美しい大地と木頭ゆずの香りで、世界中の人々を感動させる奇跡の村を創ることを企業理念として、農林産物の生産・集荷・加工・製造・商品開発・販売などに取り組む。木頭ゆずの歴史を守り、持続可能な故郷をつくること、すべての人が笑顔になれる奇跡の村をつくることをミッションに活動されている。西日本第二の標高・霊峰剣山と那賀川の清流を誇る木頭地区。剣山の南麓に位置し、別名「四国のチベット」とも呼ばれる大自然に囲まれた村で木頭ゆずを栽培している。 収穫の時期を迎える秋には、実ったゆずで村が黄金に輝いているように見えることから「黄金の村」という名が付けられた。その美しい村の光景が毎年見られるのは、黄金の村が先人から受け継いだ技術や想いを伝え続けているからではないだろうか。

お問い合わせ先/シロ カスタマーサポート
E-mail:info@shiro-shiro.jp

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