Fragrance web Magazine

|セントペディア

Scentpedia

NEWS

英国フレグランス「ペリハンガン」から、イギリスの上流階級の秘密を表現したコレクション「ポートレート」発売

2016.11.30

Scentpedia編集部

英国フレグランスハウス「ペンハリガン(PENHALIGON’S)」から、イギリスの上流階級の秘密を表現したコレクション「ポートレート(Portraits)」が11月22日に発売。

ポートレートは、イギリスの上流階級を舞台にした架空の物語をテーマに展開。19世紀後半、イギリスの田園地帯に建つ大邸宅に住むジョージ卿とその家族たち、一人ひとりのキャラクターとその人間関係、ユーモア、刺激的なエッセンスを香りで表現する。

今回登場したのは、4つの香り。

まず、「ザ トラジェディ オブ ロード ジョージ オードパルファム」は、かすかにお酒の香りを感じさせる、エレガントで力強いメンズフレグランス。香調はウッディ アンバリー フゼア。ボトルデザインはシカ。典型的なイギリス紳士で伝統を重んじるジョージ卿は、幸せな結婚に重要なことは、自分の考えを悟らせない振る舞いだ、という考えの持ち主。“ジョージ卿の悲劇”と名付けられた。

次に、「ザ リベンジ オブ レディ ブランシュ オードパルファム」は、内情に通じている女性のための、気分が高まるようなフレグランス。香調は、ナルコティック グリーン フローラル。ボトルデザインはヒョウ。とても献身的で、まるで絵に描いたような魅力的な女性のブランシュ夫人。しかし、一方で罪を犯すことをも恐れない女性。シェイクスピアも警告する、「ふられた女の恨みほど怖いものはない」と。その名も、“ブランシュ夫人の復讐”。

誰からも愛されるローズ公爵夫人をイメージした「ザ コヴェテッド デュシェス ローズ オードパルファム」は、快楽主義の雰囲気を帯びた、繊細なフレグランス。香調は、デリケート ウッディ ローズ。ボトルデザインはキツネ。爽やかで可愛らしいローズのように慎み深い公爵夫人は、結婚をしてからずっと、楽園をもう一度手に入れることをずっと望んでいる。

そして、「マッチ アド アバウト ザ デューク オードパルファム」は、対極的なものが混同するような、ローズが美しく香るメンズフレグランス。香調は、エンシャンティング スパイシー ローズ。ボトルデザインはイヌ。どこにでも姿を現す退廃的でダンディなところは魅力的だけれど、驚くほど態度があいまいではっきりしない娘婿。どこに行っても人々の憧れの的だが、どうやらそれだけではないようだ。その名も、“お騒がせネルソン公爵”。

価格は、各75mL 31,500円(税別)。店舗限定発売。1つ1つのフレグランスに与えられたストーリー、今後の展開も気になるところだ。アニマルモチーフのおしゃれなボトルデザインなので、4本揃えるだけでインテリアとしてもよさそうだ。

問い合わせ先/ブルーベル・ジャパン株式会社 香水・化粧品事業本部 tel: 03-5413-1070

関連記事