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EssenceN°12 ウッディー

2020.01.10

Scentpedia編集部
ウッディーな香りって?

ウッディーとは、その名の通り"ウッド(Wood)=木々や森林の香り”を表します。
香りの持続性が強いため、一般的にラストノートの要素として認知されています。メンズ、ユニセックスの香水に調香されることが多いです。

ウッディー系の種類

ウッディー系には、様々な種類の木の香りがあります。
木の香りといって一番想像しやすく、やや重めのシダーウッドや、さらに重厚であり線香などにも用いられるサンダルウッド(白檀)。
針葉樹系のサイプレスは、鋭く無機質な印象。檜風呂などで馴染みのあるヒノキは温かみを与えつつ奥深い香りです。

奥深く温かみを感じる香りから、どこか無機質でシャープな香りまで種類によって与える印象は幅広いといえるでしょう。

代表的な香り「サンダルウッド」は線香の香り?

サンダルウッド(白檀)は、昔から良い香りのする木として知られています。日本では線香などに用いられるため、馴染みのある香りに感じるかもしれません。
奥深い香りは精神を安定させ、瞑想へと誘う神秘的な香りとされております。その他にも頭痛の軽減や安眠作用もあると言われています。

また、オリエンタルな香調の香水を作るときには欠かせない存在とされておりますが、天然のサンダルウッドは大変希少で高価であるため、合成香料が用いられることも多いです。
サンタロームはそのような合成香料の中でも、最もポピュラーな一つといえるでしょう。
しかし、天然のサンダルウッドと比較すると、合成のサンタロームは香りの奥深さが欠けてしまうのは否定はできませんね。

以前、線香の香りにまとめた記事がございますので、こちらも是非ご覧ください。

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