【Nose】は、パリにあるフレグランスブティック。そこでの一番の醍醐味は、iPadを使ったパーソナル香水診断なのです。それについては以前お話していますが、(自分の為の特別な香りに出会える、パリの注目ブティック:http://scentpedia.co.jp/column/detail/185)その公式サイト内【My Nose】で、香水診断ができるということで、実際に試してみたので、レポートしたいと思います。
普段使うものから、フレグランスを3つ選びました。今使用しているものか、過去に使っていたものか、5年以内の期間で選ぶことが出来るようになっています。今回LE LABOの「ガイアック10(GAIAC 10)」という東京限定の香りをその一つに入れたのですが、それも組み込まれていました。一体いくつの香水が登録されているのでしょう。
そして選択したフレグランスは3つ。LE LABO「ガイアック10(GAIAC 10)」ガイアックウッドの木の香りと、50%以上がムスクということもあって、時間とともにぐっとセンシュアルに香り、男女問わず使えるフレグランス。
2つ目は、SANTA MARIA NOVELLA 「エンジェルオブフローレンス(Angels of Florence)」女性らしさがいっぱいの、ガーデニアやライラック、シクラメンと、デリケートな花々のブーケと柔らかい甘さが清潔感を感じさせる。オーデコロンということもあって、優しく香るもの。
3つ目はFrederic Malle「オー ド マグノリア(EAU DE MAGNOLIA)」フレッシュな咲き立てのマグノリアの花の香りがまっすぐで透明感を感じさせる。芯のある、凛々しい香り。
まずこのように、診断ピラミッドが出てきます。トップノートで好きなのは、アルデヒド、ベルガモット、ざくろの香りと出ています。ハートノートでは、キャロン(マリン系の香りによく使われる合成香料)、シダーウッド、ガイアックウッド、アヤメ。ラストノートでは、苔とムスクの香りと分析されています。
MES FAMILLES OLFACTIVES PREFEREES(好きな香りのノート)では、JE N’AIME PAS(好きじゃない)、JE T’AIME(好き)の数値に分けられ、フローラルノートとウッドノートが好きな分類に入っています。
そしてこのように、ランク付けされた香水が5つ提案されます。どれもあまり日本では見かけないものばかり。そう、これが「香水フリーク必見」のポイントです。あまり普段みないフレグランスを、5つも提案してくれるのって、楽しい。探してみたい!と(笑)
そして、意外と知らなかっただけで、調べてみると日本でも買えたりするものもあるので、それができるとまた嬉しいですよね。新たな香りのコレクションを探す手段の一つとして、パーソナルな好みから診断してくれるちょっと本格的な香水診断を、是非試してみてはいかがでしょうか。英語とフランス語切り替えでき、PCからだと、日本語翻訳してサイトを閲覧することも可能です。