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AIシステム導入でNOSE SHOPのポップアップストアの買い上げ率が287%増加。「香りの言語化」がカギに

2021.06.07

Scentpedia編集部

株式会社BIOTOPEが運営する「ノーズショップ(NOSE SHOP)」が新宿店・銀座店で4月1日より24日に行ったポップアップストアにて、SCENTMATIC株式会社が開発した香りを言語化するAIシステム「KAORIUM(カオリウム)」を導入。事前に抽出した香りの感じ方に関する5,000件ものデータをAIが解析し、好みの香りを言語化し、香り選びをサポートするというものだ。

ポップアップ期間中の入店率は、ポップアップストア期間外の2021年1月〜3月と対比して139%にアップし、買上率が287%に上昇。目に見えない「香り」が持つ曖昧さを可視化させ、キーワードに紐づく香りを導き出すことを可能にすることによって、香水の購買行動に大きく影響を与えた。それと同時に、“どんな香りが好きかわからない”という問題の解消にも繋がり、接客スタッフは「自分が好きな香りをどう表現したらいいか分からないというお客様も多い中で、KORIUMのサポートによって好みが把握しやすくなり、寄り添った提案ができた」と話す。

セントマティックは、今後も様々な業界にKAORIUMを展開することで協業するパートナーのビジネスに変革をもたらし、新たな体験価値を生み出していくことを目指す。

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