【インタビュー】「こころとからだと地球にやさしい」"サスティナブル"なアロマキャンドルブランド「KOSelig JAPAN(コーシェリジャパン)」が取り組む次の展開とは?
2023.03.14
- Scentpedia編集部
「KOSelig JAPAN(コーシェリジャパン)」は、ウェルネスな暮らしを民主化していくことを目指して、「こころとからだと地球にやさしい」"サスティナブル"なアロマキャンドルを開発、自社キャンドルショップやカフェを中心に廃棄瓶を回収し、加工・利用する"日本初のアップサイクルキャンドル"をはじめとして、おうち時間を豊かにするプロダクトの企画・開発を手がけながら九州を拠点にご活躍されているオリジナルブランドです。
今日は、COO / Sales & Marketing 統括責任者の永岡さんにお話を伺いました!
-本日はどうぞよろしくおねがいいたします。
KOSelig JAPAN 永岡さん(以下、永岡):よろしくおねがいします。
-まず、"日本初のアップサイクルキャンドル"について、もう少し詳しくお伺いできますか?
永岡:はい。
アロマキャンドルを製造販売しておりますが、現在の商品ラインナップとしては20種類の香りをご提供しております。
KOSelig JAPAN専属のキャンドルアーティストが日本国内や海外の香りを探し渡り、キャンドル専用の厳選した香料で全て手作りでアロマキャンドルを製作しております。
キャンドルの中身は、天然素材の100%ソイワックスのみを使用しています。
ブランドとして大切にしているサスティナビリティへの取り組みとして、独自に
「日本酒瓶をアップサイクル」
「ワインの蓋のコルクをキャンドルの蓋としてアップサイクル」
「同じ容器で何度でもリユースする仕組み=Okawali(おかわり)キャンドル」
を開発・採用し販売しています。
その他、梱包などでも、地域企業のご協力を得て廃棄予定だったクラフト紙を活用するなどサスティナブルな取り組みを実践して、一貫して「こころとからだと地球にやさしい」製品を提供しています。
- なるほど。
実は私も、KOSelig JAPANさんのキャンドルを愛用している一人です(笑)。
地球に優しい商品を購入することは地球に優しい活動に投票することと同じだなと考えたことが購買動機でしたが、数種類の香りムエットを取り寄せた中でも“忘れな草の香り”が大変気に入りまして、「おかわり」させて頂こうと思っています!
永岡:(笑)ありがとうございます!
-次に、御社が取り組まれている地域貢献活動についても教えてください。
永岡:はい。
昨年2022年10月15日と16日の2日間にかけて、福岡県太宰府市にある竈門神社にて「NiGHT UP HOMURA 2022」という3,000本以上のキャンドルに火を灯すキャンドルナイトイベントを開催しました。
コロナによって地方が活力を失ってしまうことに歯止めをかけたいという想いから、街に新しい人の動きを生み出すために始まったプロジェクトです。若者が立ち上がって"コト"を起こしていく機運が必要だ、という考えに賛同した仲間たちが地域復興を掲げて集まって動き始めた活動で、今回で3回目の実施となりました。
NiGHT UP(ナイトアップ)は、「Night(夜、暗いモノゴト)」を「Light up(明るく)」、「火の灯りで人々の心がもっと明るくなるきっかけをつくる」という点にあり、それは、私たちが掲げる「心がホッとする時間(=ウェルネス)を日常に。」することと、とても親和性が高いんです。
- そうなんですね。
キャンドルというアイテムの持つ「明かりを灯す」力強さがコンセプトにとても調和していますね。
見目にも美しくオシャレでもあって、地域復興に向けて若者が動くという流れにつながっている点もとてもいいですね!
実際にどのような香りのアロマキャンドルが使われたかは存じませんが、私も自宅でキャンドルを灯す時間にまたふと思い起こして応援する気持ちになりそうです。
永岡:それはよかったです。九州方面にお越しの際は是非足を伸ばしてくださいね。
-はい、予定に入れておきます!
-もう一点、独自のウェルネスプログラムに挑戦されているこのことですが、どのような活動をされているのでしょうか?
永岡:私たちKOSelig JAPANは、暖炉とキャンドルの灯りで癒しを体感できる場所として"KOSelig JAPAN Cafe"を運営しておりまして、日中はノルウェーワッフルやコーヒーをご提供しておりますが、KOSelig JAPAN Cafeで夜の時間帯では「キャンドルの火の灯りによるリラックス空間のもとで、"誰でも簡単に"こころを整えることができるウェルネスプログラム」として、キャンドルピラティス、キャンドルヨガ、ジャーナリングなどをご提供しております。
また、Night KOSelig="ライトなウェルネス"をテーマに、「お酒×キャンドル」でリラックスした夜を提供するコンテンツも、土日祝日を中心にご提供しております。
KOSelig JAPANのアップサイクルキャンドルが日本酒瓶をキャンドルの容器に活用していることもあり、「日本酒キャンドルナイト」という形で日本酒をよりリラックスできる空間でカジュアルに楽しめるイベントを定期的に開催しております。
これまで香りやキャンドルに特にご興味を持たれていなかった方や普段お忙しい方など、より多くの方に、心がホッとする時間を持っていただきたいという想いで今後も継続していきたいと考えています。
-素敵ですね!
それでは最後に、KOSelig JAPANの目指す今後の展開についてもお話を伺えますか?
永岡:はい。
今後の取り組みとしては、日本・九州の魅力を詰め込んだ商品開発を進めていきたいということと、日本国内だけでなく、海外に向けても私たちのアロマキャンドルを通して自分を大切にする時間を届けていきたいと思っています。
また、私たちにできる範囲で引き続き環境負荷低減に貢献していきたいです。
さらに、私たちが活動できているのも地域のみなさまのご協力があってなので、地域に還元できるよう活動してまいります。
私たちが拠点としている福岡、そして九州には、名産品である日向夏・金柑・梅・柚子など九州の自然や大地が提供してくれるたくさんの魅力があります。
そういった中で、廃棄されてしまう農産物を香料としてアップサイクルしていくことにも挑戦していきたいと思っております。
Made in Japanの魅力あるサスティナブルな商品として世界市場に展開するビジネスモデルを構築していきたいと思っております。
また福岡や九州は日本古来の歴史や伝統とも関わりが深く、”ウェルネス”をアップデートするためのヒントがたくさんあると思っています。
温故知新ではないですが、福岡から今の日本や世界を考察した中で、日本で古くから大事にされてきた精神性や考え方のエッセンスを抽出しながら、私たちの商品やサービスに生かしていきたいと思っております。
-なるほど。今までのサスティナブルアクションの延長線上に、Made in Japanの魅力あるプロダクトを通して世界に発信していける流れができるというのはというのは理想的な展開に思えますね。
今日はたくさんお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!!
We are on a mission to offer a sustainable candle from Japan.
Refresh yourself with the scent of KOSelig JAPAN.
Light up your life.
忙しい毎日の中でも
キャンドルの火の灯りで
こころがホッとする時間を。
「KOSelig JAPAN(コーシェリジャパン)」公式H P
https://koseligjapan.com/
「KOSelig JAPAN(コーシェリジャパン)」公式インスタグラム
https://www.instagram.com/koseligjapan/
「KOSelig JAPAN cafe(コーシェリジャパンカフェ)」公式インスタグラム
https://www.instagram.com/koseligjapancafe/
NiGHT UP HOMURA 2022の様子はこちら。
https://koseligjapan.com/blogs/magazine/eventreport-nightup-2022