「ティファニー(TIFFANY CO.)」が15年ぶりの香水となる「ティファニー オードパルファム」を10月18日に発売。それに伴って、ティファニー銀座本店で行われた発表会に行ってきました。
トップノートの、グリーンマンダリン、ミドルノートのアイリスフラワー、ラストノートではパチョリとムスクの官能的な香りをそれぞれ試し、いざ一つの香りとして完成されたフレグランスのお目見えです。
ブランドを象徴するダイヤモンドカットから着想を得たボトルデザインが目を惹く、30ml、50ml、75mlと3つのサイズの展開。ベースにあしらわれた複雑なファセットカットは、世界で最も希少な82面カットのイエローダイヤモンドを彷彿させます。
冒頭で印象的であった、トップノートのグリーンマンダリンのエネルギッシュな香りは、その他の素材に流れるように溶け込み、弾けるトーンを表現しながらも、上品でピュアなアイリスフラワーに続きます。
ティファニーは、ブランド初期より、アイリスの花をジュエリーに取り入れ、1900年のパリ万博では、デマントイドガーネットとモンタナサファイアがセットされたアイリス ブローチがグランプリを受賞。今回の新フレグランスでは、アイリスの花をメインに、ブランドとアイリスの関係をより深く刻んでいます。
アイリスの香りを抽出すると、通常は根茎の部分の香りが強くでてしまい、フローラルというよりは、ウッディな印象が強い香りですが、今回はティファニーオードパルファムのためだけの特別な抽出方法を用いて、なんともピュアで明るく、芳しいアイリスの香りを閉じ込めたそう。
ラストノートで感じられるムスクとパチョリは、肌の上でさらに官能的に香り、やさしく包み込みます。女性の心をつかんで離さないブランドならではの、タイムレスで、つける女性の輝きが増すような華やかなフレグランスでした。
価格は、30ml 8,500円、50ml12,000円、75ml 15,000円(全て税別)。また、11月22日には、シャワージェル、ボディローション、ボディクリームも発売。全国百貨店ブルーベル・ジャパン フレグランスカウンター(一部取り扱い店舗除く)にて販売予定です。
問い合わせ先/ブルーベル・ジャパン 0120-005-130