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ジャン パトゥ

ジャン パトゥ

1887年フランス、ノルマンディー生まれのデザイナー、ジャン パトゥが、1914年自らの名を冠したクチュールメゾン、「ジャン パトゥ」をオープンしたのが始まり。クオリティとラグジュアリーを兼ね備えた世界レベルのブランドとして知られる。フラッパー・ルック(おてんば娘のことでこれまでの社会的・道徳的制約にとらわれない行動をする女性とされる)で有名となる。

ブランドはアメリカの富裕層に、気に入られたが、世界恐慌を機に売上げが激減してしまう。メゾンは生き残ったが、売上げは減少しクチュールを続けることが困難になる。それ以降、香水がメイン商品となった。

ジャン パトゥの特色を体現した魅力あふれるフレグランスの数々は、完璧を追求し、贅沢な香料をふんだんに使用し、時代を超えて世界中の洗練された女性たちに愛されている。1930年に「JOY(ジョイ)」を発売。1972年に発売した「1000(ミル)」は、完璧な調香を追求して試行錯誤され、10年の歳月を要して創り上げられた。シャネル「N°5」につぐ、世界で2番目のベストセラーフレグランス。

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