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サンタ・マリア・ノヴェッラ

サンタ・マリア・ノヴェッラ

サンタ・マリア・ノヴェッラ(Santa Maria Novella)は、イタリアのフィレンツェで1221年にフィレンツェの小さな修道院で始められた製薬活動が始まりになっている。
現存する最古の処方は1381年に始めて修道院でローズウォーターが販売された。
 
1612年には正式に薬局として認められ、メディチ家のトスカーナ大公から王室御用達製錬所の称号を受けている。世界最古の薬局としても知られる。
その長い歴史と伝統に裏付けられた製品は、細部に渡る厳しい審査により製造されるため、生産される量には限界があるが、最高品質の原料にこだわり、天然栽培の草花や天然油脂を使うことを守られている。
 
サンタ・マリア・ノヴェッラの初のコロンは「アックア・デッラ・レジーナ」で、カテリーナ・ディ・メディチが、フランスのアンリ2世に嫁いだ際に、特別に調合されたものであった。
これがフランスにもたらされ、その後貴婦人の間で大流行する。
現在まで生産されているオーデコロン「サンタ・マリア・ノヴェッラ」であり、オーデコロンの起源といわれている。
当時フランスで使用されていた香水よりも、繊細なものであったため、世間を騒がせるものとなった。
 
オーデコロンの他にも、ハーブウォーター、ソープ、スキンケア用品、ヘアケア用品、ルームアロマ、ポプリなどを展開している。

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