バレンシアガ(BALENCIAGA)は、1918年に、クリストバル・バレンシアガがスペインで創業したラグジュアリーブランド。
 

バレンシアガのデザインは、国内で高い評価を受け、店舗をマドリッド、バルセロナへと増やし、スペインのファッション界をリードするブランドとなったが、スペインの内乱を機に、パリへ渡った。

 

1946年、フレグランスを初めて発表。最初のパリのアトリエの住所が、ジョルジュサンク・アベニューの10番地だったことから、「ル・ディス(Le dix)」と名付けられ、オートクチュール同様に高い評価を受ける。

1972年、クリストバル・バレンシアガは、スペインで死去。甥が事業を引き継ぐこととなり、1978年にブランドとしてのバレンシアガは、フレグランス事業も含めて、いくつかの企業に移譲され、ライセンスビジネスのみでブランドの名前を継続させた。

 

2009年、当時ライセンスデザイナーであったニコラ・ジェスキエールによる初のフレグランス「バレンシアガ パリ」を発表。

2年後に、2作目となる「バレンシアガ パリ レッソンス」、2013年に「フローラ ボタニカ」を発表した。

 

現在のブランドのアーティスティック・ディレクターをヴェトモンの、デムナ・ヴァザリアが務めている。