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シャネル

シャネル

シャネル(CHANEL)は、ガブリエル・ボヌール・シャネル(通称:ココ シャネル)によって設立された、パリのファッションブランド。
コルセットが多様され、女性服が窮屈だった時代に、ジャージー素材を用いたドレスや、当時喪服のイメージが強かった黒を、ファッションに取り込んだ「リトル ブラック ドレス」、スコットランドのツイードを用いた「シャネルスーツ」がブランドの象徴となっている。
シャネルの死後、現在に至るまでカール ラガー フェルドがデザイナーを務めている。
 
香りを服と同じくらい大切なものとしていたシャネルは、「女性の為の、女性の香り」を目指し、1921年、「N°5」を発表。ロシア宮廷調香師であったエルネスト・ボーが手掛けた。
この香水は、アルデヒドという合成香料が特徴的であることから、調香業界に革命をもたらし、世界的に爆発的なヒットとなった。
マリリン・モンローが、寝るときに身に纏うものは?という記者のインタビューに、「N°5を数滴」と答えたことも、有名すぎるエピソードである。
 
1924年、フレグランス、化粧品を扱う「ソシエテ・デ・パルファン・シャネル」を創立。
フレグランスの作品としては「チャンス オー タンドゥル」、「アリュール」、「ココ マドモアゼル」、メンズフレグランスに「エゴイスト プラチナム」、「ブルー ドゥ シャネル」などがある。
それとは別に、ラグジュアリーなフレグランスコレクションとして、「レ ゼクスクルジフ ドゥ シャネル」も展開している。
エルネスト・ボーの後任には、二代目調香師としてアンリ・ロベールを迎えた。彼の作品としては、「N°19」、「クリスタル」などが挙げられる。
現在のシャネル専属の調香師を、三代目の専属調香師、ジャック・ポルジュの息子である、オリヴィエ・ポルジュが務める。

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