Fragrance web Magazine

|セントペディア

Scentpedia

NEWS

ミラー ハリスがF・スコット・フィッツジェラルドの小説「夜はやさし」から着想を得た2つのフレグランスを発売

2018.04.18

Scentpedia編集部
@forget_me_not_originals

「ミラー ハリス(Miller Harris)」は、F・スコット・フィッツジェラルドの最高傑作である小説「夜はやさし」から着想を得た2つのフレグランス「スケルツォ オーデパルファム」、「テンダー オーデパルファム」を5月25日に発売。同じ一文を基に、二人の調香師がそれぞれの解釈によって香りを表現したフレグランスは、別々のようでありながらも違いに寄り添い、光と影のミステリアスな旅路と、コントラストを描いている。

「彼女はまた歩き始め、ピンク色の雲のようにかたまって咲いている多彩なピオニーや、黒と茶色のチューリップ、スイートショップのショーウィンドウにあるシュガーフラワーのように透明で もろそうな、藤色の茎をもつバラの花などを両側に見ながら歩み続け―やがて、色彩の交響楽―スケルツォも最高潮に達したが、急にそれが空中にとだえてしまった」

パフューマー マチュー・ナルダンによる「スケルツォ オーデパルファム」は、情熱的なカラーと香りが織りなす万華鏡。ブラッド オレンジ タンジェリン、鮮やかなパープル ダヴァナとゴールデン オリバナムレジンが紡ぐトップノートから始まる。イエローとホワイト ナルシス、ピットスポウムのノートへとゆるやかに変化すると、愛を表現する深いダークローズが香り高いパチョリ、バニラ、ウッドノートが交じり合い、虹色の光を反射するスイートショップのウィンドウのようなうっとりとする甘い香りが誘う。

ベルトラン・ドゥシュフールによる「テンダー オーデパルファム」は、花のミストに包まれた、光と影を合わせ持つフレグランス。ミステリアスなブラックインク チューリップに、咲き乱れるピオニー、繊細なモーブカラーのローズとグリーン ヒヤシンスのミステリアスなノートが広がる。ゴールデン サフラン、ゼラニウムの花とレザーノートが、ロングラスティングな前奏曲のように奏でると、フランキンセンス、ストラックス、サンダルウッド、パチョリとムスクのノートへと溶け込み、消え入るように変化する。価格は、「スケルツォ オーデパルファム」、「テンダー オーデパルファム」 各50mL 16,500 円、100mL 24,000 円(共に税別)。

問い合わせ先/インターモード川辺 0120-000-599

関連記事