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COLUMN

モテと香りN°12 モテる女は、香水の“つけ方”を間違わない

2017.11.06

Scentpedia編集部
モテる女は、香りのつけ方を知っている?

モテと香りの連載では、香りをまとってモテにいくという方法をいろんな方面からお話していますが、そもそも香水の香りがきついひとって、嫌がられる。という概念を持っている方もいるでしょう。ここはハッキリ言わせて頂くと、単に香水をつけすぎるから、強い香りの香水を選ぶから、「香りがキツい」人になるのではないのです。メイクが上手な人は、自分の顔のバランスをよく知った上で、自分の見せ方を工夫しますよね。香水も同じように、自分の好きな香り、演出したい女性イメージから香りを選んだ上で、自分なりの“香らせ技”を持っているのです。

いわゆる“つけ過ぎ”と感じる香水の纏い方って?

この人、香水つけすぎだな。と感じる場合は、上半身や、衣類の上から何プッシュも振ってしまっている可能性が高いです。アウターが必要な季節には、コートを着てしまうと、香りがしないのでは。と不安になって、コートや首回りについつい香りをつけすぎてしまうことがあるかと思うのですが、それはいかにも「わたしを見て」のアピールに他なりません。そしてそれは、時に「この人、あまり人のことを考えないタイプなのかな、自己主張が強いのかな」という解釈にもなりかねません。

香水は香りが強いから、ボディクリームの方がいい?

そう思う方も多いでしょう。職場につけていくのにも、香水は香りが強いとなると、ボディクリームや柔軟剤で香るくらいがいいのでは。と思うかもしれません。ですが、これも纏い方で対処できるのです。ボディクリームは肌を保湿してくれるし、柔軟剤は洗濯のついでだからコスパがいいと思ってしまってはいけません。モテる女性は、自分の個性をよく知り、演出する術を身につけています。そんな女性のほとんどが、香水を纏っていると言っても過言ではありません。ボディクリームや柔軟剤には出せない絶妙な香調を表現しているのが、香水なのです。絶妙な香りのトーンや、肌にのせることでぐっと色っぽくなる香りを、香水で楽しむべきなのです。

じゃあ、いい女の香りの纏い方って?

「香水はキスをされたい場所につけなさい」という言葉を残したココ・シャネルを例にならってみましょう。彼女は、スカートを履く時には、スカートの内側にふわっと香りをとじこめたり、コットンに香水を湿らせて、ランジェリーに忍ばせるという香らせ方をしていたという話が残っています。世界的に販売しているフレグランスのほとんどは、ちょっとの量の違いでも日本人の鼻にとって少し強いと感じるものが多いのは事実ですが、このように香水をうまく香らせることで、内側から迫ってくる香水の香りは、肌に溶け込んでしっとりと香ります。首もとを避けて、足下につけても、香りがあまりしないのでは?と感じる方もいるかもしれませんが、動くときの動作で香りが周囲に広がるのです。服の下に香水を振った場合は、その洋服と肌の密着によって香りが温められて、洋服にもしっかりと香りが馴染み、柔らかい香らせ方を楽しめるでしょう。

香水をつけすぎる女性のイメージが強くて、香水から目を反らす前に、適切な量を覚えれるだけで、どんなシーンにも香水を使いこなせる上級者になるのです。

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