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【INPUT】調香や香りについて学びたい方必見 都内のスクールリスト

2017.09.06

Scentpedia編集部

日本ではあまり勉強できる機会がない「香り」。学びたくても、どこで学べばいいのかわからない、学校のようなものではなくても、気軽に行けるスクールに通いたい。という方も結構いるのではないでしょうか。そのような方達の為に、調香や香りについて学べるスクールをまとめました。

日本フレグランス・フレーバー学院

フレーバーリスト、パフューマーに加えて、菓子・食品開発技術者、化粧品開発技術者を目指す人たちに向けた学院です。

菓子や食品の素材研究、フレーバー(食品に使用する香料)の開発技術や調香、化粧品の開発技術(シャンプーや化粧品、ヘアケアなど)、フレグランスの開発技術、香りを分析したり、そのデータをもとに調香する技術を養う二年制のフレーバー・フレグランス学科を始めとして、フレーバーもしくはフレグランスをどちら専攻で学ぶことができるビジネス課程、短期間で調香を学ぶ入門コースも揃っています。

場所は東京都千代田区の、御茶ノ水駅から徒歩一分の立地。香料や、開発技術に関することをとにかく深く学びたい人にはお勧めです。調香師の仕事を体験できるオープンキャンパスも参加費無料で行っています。

日本フレーバー・フレグランス学院 公式サイト:http://www.niffs.com/
東京バイオテクノロジー専門学校
画像参照元/http://www.bio.ac.jp/

東京バイオテクノロジー専門学校には、化学分析や食品開発など、様々な科があるのですが、香りや特に化粧品関連について学びたい方には、三年制の化粧品開発コースがおすすめです。

調香を始めとして、有機化学、化粧品の開発や、香りのイミテーションを深く学ぶことができます。卒業研究では、実際にシャンプーやファンデーションを製作し、製品に調香した香りをつけるところまで行うとのこと。調香から、スキンケア製品などにも興味がある方には充実したカリキュラムとなっています。

東京バイオテクノロジー 公式サイト:http://www.bio.ac.jp/
フレグランスデザインスクール グラース

フレグランスデザインスクール グラースでは、香料・調香についてを、初心者から、少し高度な技術を学びたい方に向けたコースまで様々な講座を設けています。主にフレグランスについて学び、調香師を目指す方の為のスクールです。

スクールが主催するフレグランスデザイナー検定もあり、就職や起業を目指す方、イベントなどを行いたい方には技術や知識を証明できるものとなっています。個別説明会も行っていて、3〜4ヶ月を目安に通うことができる16回のコースなどもあるので、本格的かつ短期間で学びたい方におすすめのスクールです。

東京都渋谷区、JR代々木駅から徒歩三分にあります。

フレグランスデザインスクール グラース 公式サイト:http://www.grasse.org/access/index.html
アトリエ・アローム&パルファン・パリ
画像参照元/http://www.aromesparfums.com/

アトリエ・アローム&パルファン・パリは、パリを本拠地とする香りのメゾン。フランスで名高い香水学校「サンキエームサンス」の日本校として活動を始め、香りの教育活動や教育者の育成のもと活動しています。代表は、フランスで調香を学び、「Miya Shinma Parfums」というブランドを持つ新間美也。現在もパリにアトリエを構えて活動しています。

カリキュラムは、サイト上で手軽に購入できる、キットと教材のセットを用いて自宅で学ぶことができるものから、資格を取得したい方のためのディプロム取得プログラムもあります。サイト上でプログラムを購入する仕組みになっています。

さらにディプロムを取得すると、自宅で講座を開くことができるようになったり、香料を安く手に入れることができるそうです。

アトリエ・アローム&パルファン・パリ 公式サイト:http://www.aromesparfums.com/

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