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COLUMN

モテと香りN°4
甘い香りの秘密

2017.05.30

Scentpedia編集部

前回「ディオール(Dior)」Poisonのモテ女達のお話をしたので、
今日は「甘い香り」=「モテる」という事実に迫ろうとおもいます。

Poisonも含め甘い香りといえば、グルマン系が主流ですが、私はこの「グルマン」がモテるポイントなのではないかと思うのです!

グルマン(gourmand)はフランス語で「食いしん坊」を意味します。
食べ物全般というよりは、香水の世界におけるグルマンは、お菓子・スウィーツにヒントを得た食べ物の香りのこと。

イライラした時にチョコレートを食べたら、ちょっと落ち着いた、という経験はないでしょうか?
また、甘く美味しそうな香りを嗅いだだけで、それを食べた時の満足感を得られたような気持ちになったことはありませんか?

そこで甘くて美味しそうな香りが人の心にどういう作用をもたらすのか。また、男性に対してどのような効果があるのかを探ってみました!

1.美味しい香りは人を優しくする?

誰もが経験したことがあると思いますが、コーヒー屋さんやパン屋さんから漂う香りを嗅いだ時に、ほっとしたことはありませんか?

実際にショッピングモール内の店舗で落し物を拾うかという実験を行った結果、アパレルショップでは50%だったのに対し
コーヒーショップやパン屋さんでは70%以上の人が拾ったそうです。
つまり、美味しい香りは人の心に余裕を与え、親切にする効果があるのです!
意中の人との初めてのデートは美味しい香りが漂う場所にするとお互いリラックスできてデートが成功する確率も上がりそうですね!

2. 媚薬は甘くてカロリーが高め?

いつの時代にも媚薬や惚れ薬の類は存在します。
その研究テーマは常に「どのようにして愛する人の気持ちを向けることができるか」ということでした。
媚薬は古典の文献では魔法の薬と考えており、手に入れるのが難しい
サイの角、ツバメの舌、ドラゴンの血など、基本的にその時代において
貴重でエキゾチックなスパイス類、刺激物、強壮作用の強いもの、香り高いもの、甘くてカロリーの高いものが多かったようです。
また砂糖やチョコレート、ブラックペッパー、バニラなど日常的に使うものも媚薬としても珍重されていました。古来より媚薬には人々を陶酔させる成分や秘薬的なストーリがあるだけでなく、香りが重要な役割を担っていたようです。

3.甘くて美味しい香りは男性が心を許すきっかけになる?

ある海外サイトの調べによると、人間は1万もの異なる臭いを正確に
嗅ぎ分けることができ、463人の男性に行った調査によると男性は女性が身にまとっている香りに惹きつけられるそうです。
「香気は性欲に繋がる脳の一部を刺激する」と医学博士のアラン・ハーシュが言うように、実際に84%の人々が香水は男性の性欲を掻き立てるものと信じていて、男性の中で一番人気があった香りは「甘くて美味しい香り」なのです。

この香りは彼らに子供時代を思い起こさせ、安心感を与えるため、感情的な強い欲求を起こさせるのです。
そしてこれが男性が心を許すきっかけになるのです!

ちなみに男性人気2位は27%でフルーティ、次いで18%でフローラルを好むそうです。

確かに、poisonモテ女2人はバニラアイスのような、チョコレートのような…
非常に甘く美味しいそうな匂いをいつもしている!
この香りが男性達の心を緩ませ、虜にする秘訣なのかもしれない。。

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